夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

家族を感じざるを得ない瞬間〜年末・年始のイベント

12月30日、多くの人が年末年始の休暇に入ってる頃でしょう

そして、新年の仕事がはじまるまでの間は家の中で過ごすことになり、どうしても妻と顔をあわして一緒に過ごす時間が多くなります。家庭・家族を強く感じる時期ですね。

 

 今のあなたの状態はどんな状態ですか?妻の不倫という事実を知り、夫婦再生にむけてお互いが向き合っていると言う方から、まだ、そんなところまではいってなくて ただ自分の中で疑心暗鬼、否、確信はもっているんだけどまだ何も動いていないという方。また、妻から別居・離婚したいという言葉を聞いてしまったという方までいろんな状態の方がいらっしゃると思います。

 

どんな状態であっても この年末・年始という時期は家族として避けられないイベントがある時期です。

 

親戚付き合い、実家・義両親との付き合いなど

個人としての「わたし」から、社会的な「わたし」を感じる瞬間です。

 

社会的な「わたし」いわゆる役割的な「わたし」を感じる瞬間です。

感じる、というよりも感じざるを得ないという言葉のほうが的確かもしれません。

 

夫であるあなた自身も、家族としての自分、家族の中の自分、親戚も含めての自分の家族・家庭というものを感じるのですが 妻もあなた以上に、この役割を強く感じてしまうのが 家族としてのイベント、親戚付き合いも含めたイベントがあるときです。

 

不倫が存在する世界というのは、個人の「わたし」がいる世界であって 決して、社会的な「わたし」がいる世界ではありません。

 

この社会的な「わたし」の世界に戻る数日間に 嫌という程、現実を感じるのです。

この現実を感じることが、さらに不倫の世界に入り込んでしまうきっかけにもなるし 自分のいるべき社会がどこにあるのかを 思い出すきっかけにもなりうるのです。

 

役割としての「わたし」だけの人生というのは とても生き苦しいものです。

 

母として・・・

妻として・・・

嫁として・・・

 

これしか求められない世界に 個人の「わたし」が存在するでしょうか。

 

現実は難しいことに思えます・・・

だから更に不倫の世界にのめり込むことになるのです

つまり逃げ込んでいくのですね。

 

この役割としての「わたし」を感じている世界で 個人としての「わたし」の存在が感じられたときこそ、自分のいるべき世界に気づくことになります。

 

役割としての「わたし」と個人としての「わたし」が統合されることなんですね 役割としての、妻・母・嫁、そこに妻が「わたし」を感じるとは ひとりの女性として、あなたの妻として生きる、ことを感じる そんな言葉に置き換えられるでしょうか・・・

 

あなたの妻として生きるためには、あなた自身が 妻の何をみて、妻の存在を感じているのかということも大きく問われるわけです。

 

家族として過ごす時間を通して、妻の何をみていたのか 妻への愛は自分の中に、どんな形で存在しているのかということを夫自身も感じる必要があるでしょう。

大掃除をしながら、お互いの存在価値を考えてみる

また、あなた自身も夫としての役割的な存在と男性としての個人の存在意義を改めて感じてみるところから、その統合の意味を考えてみるのも必要なことでしょう。