あなたを理解したい気持ちと知りたい気持ちの違い
あなたを理解したい(夫を理解したい、妻を理解したい、息子を、娘を理解したい)
この気持ちが、今の悩みを解決へ大きく前進させるベースになります。
いつも私は、理解したいと思ってるのにちっとも通じないのです
そんなふうに思っていませんか?
それは、理解したいという気持ちの奥に
「わたしが理解できるように伝えてよ」という意識がひそんでいるのです。
これ、無意識のエリアにいるものですね。。。
でも、そう思われている時、問題の相手である夫とは理解しあえることは不可能なのです。
心の問題をときほぐすとき、「わたし」が邪魔をします。
いつまでたってもこの「わたし」が意識の中心にいる間は、相手のことはわからないのです。
あなたは、今どんな気持ちなのでしょう
あなたは、あのときどんな思いをもっていたのですか?
わたしがわかるように、ではなく
わたしがあなたに寄り添ってはじめて心が通じるのです。
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あなたを理解したい、というとき
あなたのことを知りたい!
この気持ちにひっぱられていませんか?
あなたのことを知りたい!
というときの主体は「わたし」なのです
知りたい、と思う時
必要以上に詮索したり、妄想したり、
自分主体の思いにひっぱられて
結局知りたい相手のこと表面的にとらえてしまいます。
特に行動ですね
昨日はどこへいった、
何をした、誰といた、
なんでそんなところへ行くの?
なんで嘘をつくの?
わたしの知りたいことはいっぱいあります。
数えだしたらキリがない
そして、その妄想は止まることをしりませんん。
次から次へと質問攻め・・・
相手をを理解するということは、そんな表面的なことではなく もっと奥深い心を感じなければいけないのです。知りたい気持ちの中の「わたし」という主語をはずしてみてください。あなたの心の中にある、わたしをいったん追い出すことで少し落ち着いて相手のことが理解できるようになるものです。
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結局は、こういうことができるのは、自分自身の心がやわらかくないとできないこと。身体のコリと一緒です、心も凝り固まっているときは心のマッサージ・リラクゼーションをうけてはじめてやわらかくなるのです。
カウンセラーの存在は、そういうためのものなんですね。
知りたい、という気持ちと理解したいという気持ち、似ているよう違うようでいて、「わたし」は大切にしながらも物事を見通す時に、いったん横における余力が生まれてきた時こそ、問題解決へ進む最初の一歩なのかもしれないです。