離婚が決断できないわけ・・・
夫婦問題で悩み、最終的な決断としての離婚
そうする方がいい、とまわりは言うし自分でもそうなのかな〜と思う。でも、決断できない・・・
生活の心配をしているから?
世間体を気にしているから?
せっかく築いた家庭を失いたくないから?
子どものことを考えて経済的にも世間的にも離婚ができない・・
いろんな思いが自分を責めてくる
夫の不倫で傷つき、そこで自分が女性として、妻としてなんてダメなんだろうと自己否定する日々、こんなふうに自分を責めてしまう日々。そして、今度は離婚をできない自分をまた責めてしまう。
頭ではわかっている、条件的にも離婚した方がいい、そうわかっていても決断できないのはどうしてでしょう
もちろん、経済的なこと世間体・子どものことという面もあるでしょう、では、経済的な安心があれば離婚の決断ができるのでしょうか・・・
今の気持ちのままじゃきっと、不安な材料が全て不安でなくなったとしても変わらないでしょう。
離婚は、前を向いて決断するのと同じだけ、自分の過去にも決断を求められます。夫と別れるということはそれまで生きて来た自分とも別れることになります。
夫と過ごした日々が懐かしい、あんな日々もあった、という切ない想いからだけではない 夫と生きると決めた自分、この人と結婚しようと決めた自分、そんな自分を一旦否定することになるから、だから決断仕切れないのです。過去の自分を否定するなんて、できないですよね。
でもね、過去の自分と別れるということは決して否定することではないんです。
人生には、どうしようもないことや その選択しかなかったこと、選択せざるを得なかったことなどが多くあります。そんな人生の中で自分の気持ちとどう折り合いをつけて生きていくのか、が大切なのでしょう。
この離婚という選択も、これからどう生きるのか 夫婦のお互いにとってよりよき人生を歩むための一歩だと思えるとき、そして自分の過去の歩んで来た人生を否定することにはつながらないと思えた時に決断できるのかもしれません。
そして、不思議なことに、夫婦としてこれからどう生きるのかということと、今までの人生への否定がなくなったとき、というのは修復の第一歩、やっぱり夫と生きて行きたいという思いが生まれてくるときでもあるのです。
離婚・修復、どちらの道を選んでも前を向いた時が夫婦再生のスタートになるのです。
自分自身の生き方が見えて来た時が、私にとって夫婦って何なのか、結婚生活って何なのかということがわかるのかもしれません。