夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

”傷つきやすい人の深層心理”

【傷つきやすい人の深層心理】

 

あなたのまわりには、傷つきやすい人はいませんか?

 

え?そんなことで傷ついたの?
そんなこと、聞き流すことじゃないの?

他人からみればたいしたことではない問題
他人からするとたいしたことではない言葉が
深く心に突き刺さり、凹んでしまったり、

やる気をなくしたり、自己嫌悪の世界に陥ったり・・・そんな人はいませんか?
それ、私です。という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

意外と家族や職場の近しい人に、このタイプがいると 
言葉を発する方、いつも接する方は、
なんでそう受け取るわけ?
とイライラしたりするものです。

 

イライラする人にとっては、
そんなの考え方を変えればいいことじゃん!とか、
悲観的に受け取りすぎ!
自分が悲劇のヒロインだと思ってるわけ?!

イライラから今度は気持ちが攻撃的になってしまいます。
そして、その結果ますます相手は殻に閉じこもる。

イライラと閉じこもりのスパイラルがはじまると、
ほぐすのがなかなか難しくなるものです。
 

 

どうしてこんなふうに受け取ってしまうのか、
それさえ無くせばいいのに、と思ってしまうのですが、
この受け取る癖、心理の裏側をのぞいて見るとわかることがあります。

 

傷つきやすい人、というのは自分でも自分を傷つけている場合が多いのです。
 

例えば、出来ないことがあったとき、
周りの人は何気なく「なんだ、できないのか〜」
と言ったとします。
そうすると、言われた方は異常に凹むとき、
それはその人自身が既にこの出来ないことに対して
「自分は出来ていない」という思いを持っていて
「出来ない自分はダメだ」と感じているのです。
 
出来ない自分に対してダメ出しをしていたり、
罪悪感をもっていたりします。
また、それと同時に「ここまで出来なきゃダメだ」
という高いレベルでの要求を持っていることもあります。
いわゆる完璧主義というものになるかもしれません。
 

それだけ理想が高く、その理想に近づけない自分を責めている、

そこに何気ない言葉が突き刺さる・・そして落ち込んでしまう。
 

こんな心の成り立ちがあるのです。
 

女性が家事をするにおいて、
料理や掃除は女性が出来ることという概念があって、
それを高いレベルでこなさないといけないと思っている人に
「掃除が出来てない」という言葉や
「食事まだ出来てないの?」という
何気ない言葉が深く突き刺さったり、
と例をあげればいくつも出てくるのではないでしょうか。
 

 

特に家族に対しては、気遣いなく言葉を投げかけがちです。
一番近いところにいる人に対して意外とわかっていないということもありがちです。
 

 

あなたのまわりにいる、ちょっと繊細なひと 

面倒臭い人だな〜と感じることもあるかも知れません。
でも、こんなふうに心の中ではすごく自分を責めている人なんだと思うと少し見方が変わるかもしれませんね。
 


人の心の奥を知るってややこしいことだけど、

わかるとやさしくしたくなるのも不思議なものです。

 

 

もっと、もっと自分の心が解き放たれて、こんな自分でも何も悪くない、出来ることだってたくさんある、新しい視点が ふっと心にわいた瞬間が訪れると ちょっぴり生き方も楽になるのです。

 

 

 

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