自分の心を知ることは、自分を責めることではないのです
夫婦や恋人、家族の行き詰まった関係を解きほぐすために必要なこととして、「自分の本当の気持ち」に気づくことや「自分の傷を知り、自分の心の奥にある感情」を見つけること、と言っていますが
この作業をするときに、やりがちなのが 自分を責めるということです。私が悪かったのかもしれない、私があんなことしなかったら、私があんな言葉を言わなかったら・・・
確かに、それは現実として起きたこと、確かに言った言葉、した行動だったのかも知れません。
でも、その行動とあなたの心はつながってるけど、責めることでは本当の心は見つからないのです。
自分を責めることと、自分の心を知ることは違うのです。
自分を責めているうちは、辛い思いをしてるにも関わらず、まだそれ以上の痛みを感じなくてはなりません。
あなたばかりが、辛い思いのままでは2人の距離は縮まらないですよね。
もう一歩踏み込んでみましょう
どうして、こんなにも自分を責めてしまうのか、自分を責めているのに、表面では夫を責めている。なぜ、こんなにも 人を責める私がいるのか…
そこには、私の中にある痛みをわかってもらえないという思い、わかってもらえない思いなら自分でも感じたくない、そのために、感じないためには、自分を責めて相手を責め続けるしかない。
責める世界は、正しいか正しくないかの世界、正しい正しくない世界には、痛みを感じるというモノサシは存在しないのでは、と私は感じています。
だから、自分を責めている間は 気持ちがスッキリしないまま、なのでしょう。
心の声を聞くことって難しいんですね。
そして、この正しい正しくない世界から離れられたときは、私の中にある痛みがわかってもらえたと感じるときにつながってるようにも感じます。