夫の謝罪が許せないのは・・・
夫の不倫、とりあえず落ち着いたみたい・・
でも、私の気持ちは晴れないまま・・・
許せないわけじゃない、許そうとしている、でもやっぱりモヤモヤする気持ちはいったいなんだろう。
私の目指していたものは、なんだったのか・・
修復と思っていたけど、これが修復なのだろうか・・・
夫の姿は家庭にあるけど、夫婦の形は外から見ればそれなりだけど、そして夫も謝罪はしたけれど・・・
なぜ、このモヤモヤが晴れないのだろう
こんな気持ちになってる方も多いのかと、ご相談者さまの声を聴くたびに感じています。
周りが関わって修復への道をたどったりした場合にもよくあることです。
「もう謝ったんだから」と「子どものために」と説得されたり、周りが関わることで事態は収束するものの、あなたの気持ちを汲み取ってもらえる場はどこにもなかったのではないですか?
夫の謝罪はありました。
でも、それって 不倫をしたことへの謝罪だったのではないですか?
「こんなことになってすまなかった」
「ちょっと出来心で・・」
「誘われてしまったので・・」
「自分も淋しかった・・・」
と、その謝罪には、不倫に対する言い訳ともとれる言葉や 不倫の事実に対してすまなかった、と言う言葉。
あなたが本当に欲しかったのは、
あなたが傷ついたことへの謝罪、
あなたがひとりで耐えていた時間への謝罪、
あなたが抱えていた夫婦の問題の重さを一緒に感じる言葉
そんなものだったのではないでしょうか。
もちろん不倫に対する謝罪は、当たり前ですが、それでもう謝罪が終わったと感じている夫の姿、もう何もなかったかのようにしている姿に、まだ私だけが悩まなくてはならないの?という悶々とした思いが溢れてくるのです。
それは、不倫によってあぶり出された問題であって、もともと夫婦の中に存在していた問題。ただ日常に流されてあえて向き合おうとしてなかった問題。なんとなく気にはなってたけど、みんなこんなものなのかも知れないと思っていた問題だったのかも知れません。
夫婦が長くなればなるほど、目をつぶることも増えて来ます。
それが必要な場面もあります、でも、いつも目をつぶってばかりでは夫婦として大切にしていくものがどんどん見えなくなってしまう、見失ってしまうことにつながっているのです。
今更、またこのことをほじくり返しても・・と思う日々。
それでも夫婦としてこれから生きる日々を、どう過ごしたいのか・・・あなたの望む夫婦のあり方、そこからがもう一度本当の意味での修復への道がはじまるのです。
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夫婦で一緒に生きる、それが答えの全てではありません。
モヤモヤしながらも 今はまだ答えが出せない けど、今はまだそのままでいいんです。これもひとつの答えです。
きれいな形、表立って正解です!と言える形だけが正しいものではありません。答えは人それぞれ、誰がなんと言おうとあなたが納得して出せることが一番大切なのです。