夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

夫を攻撃せざるをえないのはなぜ?〜攻撃タイプの妻の持つ特徴

人を攻撃する

口撃ともいえるのですが

とにかく人のことが気になって仕方ない

そして、その気になる人のことを

言葉で打ち負かしてしまう。

 

噂話をリードしながら、その話題の中に必ずターゲットを入れて話す、ということもよくあることです。

 

 

こういうこと、日常の人間関係の中でもよくあることですが、こと不倫問題が浮かび上がった時、この攻撃性がよく表れてきます。

 

不倫女性から妻への攻撃

妻から不倫女性への攻撃

そして、それぞれの女性から不倫男性である夫にも攻撃がはじまることもあります。

 

 

不倫なんてありえない!

人の家庭を壊すなんて最低!という妻からの攻撃

 

奥さんよりも私の方が絶対彼にふさわしい

私の方が彼を愛している、という不倫女性からの攻撃

 

 

それぞれの立場から、自分の正当性を訴えます。

 

ここなんです。

 

攻撃をする、ということは

自分の正当性をなんとかして伝えたい

認めて欲しい、間違いと言われたくない

という感情があるのです。

 

 

もちろん、妻であるあなたが夫を取り戻そうとすることに間違いがある、と言ってるのではありません。そこに正当性はあるのですが、全てを正当性の主張だけで突き進むところに危険が潜んでいるのです。

 

そして不倫女性の、正当性を訴えたい気持ちはそのままです。

間違いだと認めたくない、これが真実なのだと言いたい、そんな感情からでしょう。

 

 

妻としては、自分の正当性

不倫女性は間違いを認めたくない気持ち

 

 

それぞれの立場で、自分の立場の正当性を訴えるのです。

そうやって、正当性を認めてもらえなければ 自分自身が存在しない、そこに自分のアイデンティティがあるのです。

 

 

間違いと言われた時に、さらなる悲しみを感じるから

もう傷つきたくないと防衛するから

その防衛が、攻撃という形ででてくるのです。

 

ファイティングポーズで防衛をすると、自然と攻撃体制になりますよね。

 

 

この攻撃は直接対決することではなく、怒りという感情になって表に出てきます

 

 

私の正当性が認められないということは、アイデンティティが脅かされる・・・私自身でなくなる・・・私っていったい何なの?というさまよう気持ち、不安定な気持ち、そしてこの不安定な気持ちこそ、私自身の悲しみであったり淋しさであったりするのです。

 

それを感じたくないから、怒りという形で跳ね返す

いろんなことに攻撃性がうまれてくる

 

 

それだけ悲しみを抱えているんです。

 

 

あなた自身が、まだまだ怒りが止まらないとか

いったん夫婦関係が落ち着いているにも関わらず、いつもどこかで怒りの感情に振り回されてしまう。

つい、攻撃的に人とかかわってしまう。

 

 

そんなときは、自分の中の認められない気持ち、認めて欲しい気持ち、もっと言えば愛されていてもまだ不安な気持ち、こんなものが潜んでいるのかもしれません。

 

 

だからこそ、怒りの根源は悲しみであると言われるのです。

 

 

攻撃性が強い人、というのはそれだけ悲しみも多く抱えているということなのです。

 

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