夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

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不倫に夢中の夫は、新しいおもちゃを得た子供のようなもの

~不倫に夢中の夫は、新しいおもちゃを得た子供のようなもの~

夫が夢中になっているのは、不倫という世界そのものなのか、それともその女性なのか・・・
実際のところはわかりません。それは夫自身でさえもわからないことかもしれません。
ただ、妻としては夫が夢中になっているのが、その女性であると思ってしまうものです。
そして、妻である私の存在の価値を、踏みにじられたような気持ちになり 私の妻としての尊厳はどこにいったのか、そんな妻に対する仕打ちの根源が不倫女性そのものであると思ってしまいます。


でも、実際にいえることは不倫という現実と不倫女性は別物だということです。


夫が夢中になっているのは、その女性のようですが その女性を通して出来上がる不倫という世界に夢中になっているとの方が多いものです。


それは言い換えれば、相手はその女性でなくてもよかった、のではないでしょうか
ただ なんとなく感じている夫婦生活への倦怠感や、不満、自分自身の満足できない部分を何かで埋めるかのように不倫という世界に入っていく人がいます。(それはもしかしたら入ってしまったという表現の方があうのかもしれません)

そんな人にとっては、たまたま近くにいた女性、なんとなく気があった女性、自分を受け入れてくれる女性、とたまたま不倫という関係がはじまってしまった。

 

そして、その不倫という世界は、まるで新しいおもちゃを得た子供のように、その世界に夢中になってしまっている。


新しいおもちゃは、時間を忘れて遊んでしまいます。
新しいおもちゃは高揚感を満たしてくれます。
新しいもちゃは、とにかく新鮮な気持ちで遊べます。

これ、不倫のお花畑と言われる状態のときと同じじゃないでしょうか

夢中になっている子供のおもちゃを取り上げると、どうしようもなくなることがあります。今の夫はそんな状態ではないですか?逆ギレ、どうしても取り戻したい、執着、感情のコントロールが失われる。

なだめて、手放す頃合いを見極める、これが時間をかけて不倫問題を乗り越えることと繋がるように思えます。

そして、それと同時に、おもちゃを取り上げても 毅然とした態度で対応することが必要な場合もあります。これもまさに夫の不倫をやめさせるときに必要な妻の態度にも通じている部分ではないでしょうか。


まさに、不倫に夢中になっている夫は 新しいおもちゃを得た子供のようなものだと思えてきます。そして新しいおもちゃは、いつしか飽きてまた新しいおもちゃがほしくなる・・・これが不倫を繰り返す夫なのでしょう。おもちゃを取っ替え引っ替えほしがる子供のようなものですね。


男性には、褒め言葉のように使われる言葉に「少年のような」という言葉があります。
この「少年のような」という表現は、(不倫夫に対しては)少々幼いところがあっても男だからいいでしょう、男はそんなものなんだよ、という甘えの言葉にも聞こえてきます。そして、だから新しいおもちゃがまた欲しいんだよね・・・とも聞こえてしまうのです。

新しいおもちゃを取っ替え引っ替えしないと、満たされない、それが不倫を繰り返す夫の持っている心の闇なのかもしれません。


そして夫が夢中になっているのが不倫という世界だ、とわかれば むやみに不倫女性への意識は不要であり、妻としての自信をもってほしいのだ、とも強く思うのです。
(それでも 複雑な思いが溢れてくるのが妻の抱える辛い現実なのですが・・・涙)


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