夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

妻に対して感情を爆発させてみませんか?

感情の爆発と聞くと、どんなイメージがわきますか?

八つ当たりのようなものをイメージされるでしょうか?

それとも泣きわめくようなイメージでしょうか?

 

多くの男性が、幼い頃から自分の感情を表に出すことをみっともないと育てられている傾向があります。だからどうしても感情を表に出すことが苦手なまま、大人になってしまいます。

 

苦手というよりも、どう表していいのかわからない 感情を表すということがどういうことなのかさえもわからない、というのが実情かもしれません。

 

喜びの感情も、奥深くしまいこんで 腹立たしいことも、なかったかのようにポーカーフェイスを装う

 

今までの夫婦生活で、あなたの感情が表に出たことはありますか?いえ、言葉を変えます・・・

 

あなたの感情を妻にぶつけたことがありますか?

 

なんでも妻の思うようにさせていた

妻が機嫌良く過ごしてくれたらそれでいい

特に怒ったりするわけではないから、これでいいと思っていた。

妻の気持ちを優先させていたつもりだった

 

ここに夫である、あなたの感情がどこかにありますか?

妻の思うように、機嫌良く過ごしてくれていることが自分の喜びになるのであれば、妻はそれを伝えてほしいのです。

「妻が笑顔だと(夫である)私がうれしい」と・・・

 

そして、伝えてないだけでなく自分自身の心に中に そんな感情さえも感じてなかったとしたら・・・・

 

妻の気持ちさえ優先して過ごしていることが 家庭がうまくまわること・・・

そんなふうに思っていたとしたら・・・ ここに夫婦、というものが存在するでしょうか?

妻にとっては、わたしたち夫婦って何なの?という思いにかられるはずです。

 

妻は求めているのです。夫であるあなたからの、あなた自身の内から湧き出る感情を・・・

怒ってもいい、笑ってもいい、泣いてもいい、どんな感情だって感じたいのです。

 

妻の不倫を知って(疑って)あなたの震える感情を伝えましたか?事実を追うだけになっていませんでしたか?

 

昔の漫画や昭和のホームドラマじゃないですが ちゃぶ台ひっくり返すような感情の爆発

 

この感情の爆発が、相手の心にあなたの気持ちが伝わるときなのです。大きな感情の爆発は、相手に気持ちを伝える力も大きいのです。

 普段から、感情を出すことに慣れていないとその感情さえどういうものかわからない、つかみにくいものかもしれません。普段から感情がでにくい人にとって自分の感情をつかむことほど難しいことはないでしょう。

 

また、感情を出すことへの恐怖というものもつきまといます。感情を出さないことで無難に日々が過ぎるのであればその方がいい、そんなふうに思って生きてきた人にとって感情を出すことは、その後に何が起きるのかわからない怖さも伴います。

 

その怖さを超えたところに、新しい景色が見えるのでしょう。

 

妻の気持ちと私の気持ち〜夫婦再生にむけて〜

妻の不倫を知り、修復を目指しても気持ちがついて行かない。こんな気持ちで修復できるのか……

修復を考える時、まず表面的な行動のことから入りがちです。

〇〇はやめてほしい

〇〇はこうしてほしい

 

もちろん、そういった行動の条件面も必要です。ただその時に、義務や責任、償いを求めるような言葉にだけはしないでください。

 

 修復は、2人の道です。

 

そのためにも、向き合うあなたの気持を整えてほしいのです。

不倫を知ってから今日までのことを考える時、今までは、自分の気持ちにフォーカスしてませんでしたか?

そして、これからのことを考える時は妻の気持ちを考えがち 今まで、自分はこんなに傷ついたという気持ち 修復するなら、妻に気持ちを入れ替えてほしい

 

そう思うのは当たり前ですよね。

 

ただ、真の修復を目指そうとするならもう一歩踏み込んだ気持ちで向き合ってほしいのです。

 

気持ちのフォーカスの向け方を逆にしてみてください。

不倫を知る今までに対しては妻の気持ち

そしてこれからのことを考える時には 自分の気持ち

 

不倫に至るまでに、どんな気持ちでいたのか・・

結婚生活をお互いどんな気持ちで過ごしていただろう・・・

これから、どんな夫婦になりたいと自分は考えているのだろう・・

 

 

フォーカスする気持ちの入れ替えをすることで、ほんの少し気持ちの整理ができるかもしれません。

 そうはいっても、なかなか難しいことでもありますね。妻の気持ちをを知りたい、そんなときにもカウンセリングをご利用ください。自分で考えるだけでは見つからない、きっかけがつかめるものです。

妻を罵りたい、毒を吐きたい苦しい気持ち

苦しい毎日、誰にも言えない・・・

いっそこの思いを吐き出したいでも、吐き出すと 毒吐きになってしまう

 

毒を吐きたい時、思いっきり吐いてください

そんなことみっともない、そんなふうに思いますか?男性は弱音を吐くことへの抵抗が強いでしょう でも、その苦しい思いや、妻を罵倒したいほどの思い 吐き出さないままでは、気持ちがそこからはなれません。

 

傷ができたとき、かさぶたができるまでには 膿がでることもあります、そうやって傷は癒えていくのです。傷が大きかったり深かったりすればするほど、その膿の量は多いはずです。

心だって同じこと、心に受けた傷をかさぶたが覆ってくれるまでには相当の膿がでるはずです。

 

だから、いいんです。

大切だと思ってた妻のことを、こんなふうに思う自分がいる、こんな言葉で罵る自分がいる。そんな膿をどこかに吐き出さないではいられないのです。

 

人の心は、吐き出すことでまた新たな気持ちが生まれたり キャパがひろがることになります。妻の気持ちを知ってみましょう、となんども伝えてますが そのためにも一度自分の心の中にかんがえるスペースを作り出さないといけません。

心の中にある ドロドロした思い 悔しい思い 腹立たしい思いを吐き出してください。

 

心許せる友人でもいいですし、誰にも言えない時は、ひとりで車の中で叫んだっていいのです ブログにして書き綴られる方もいますね。

 

ただ、この誰に聴いてもらうかがとても大きな問題になります

心の叫びを吐きだしているときに スポンジのように受け止めてもらえると その思いはどんどん吸収されていきます。でも、火に油を注ぐように、焚きつけるように受け止められると、心の叫びはどんどん大きく増幅されてしまいます。

 

だからこそ、誰に聴いてもらうかはとても大切な問題です。

あなたの言葉をさえぎらず、溢れるままに受け止めてもらえるそんな存在がカウンセラーであると思っています。

眠れないほど辛い時

妻の不倫問題で悩めるとき 食欲が落ち、眠れなくて、痩せたり その他の体調の変化が起きていませんか?

ひとの身体は正直です。それはもう、これ以上ストレスを抱えれらないというサインです。

 

妻の不倫ということで「まさか」と思い次は、自分がこんなにも体調の変化まで起きることに「まさか」と思う 仕事をしていても、ぼんやりしてしまう 集中できない、気がついたらうわの空になっていた・・・あわてて我に返るけど、心の中は気になることばかりがまた浮かぶ・・・

 

考えるな、と言われても考えてしまう

考えてもキリがないこと、答えがみつかるわけでもないことを考えてしまう。。

 

ストレスで身体症状まで出て、辛い時は お医者様に頼るのもひとつの方法です。

 何もお医者様にいって「妻の不倫、夫婦問題で悩んでいます」と言う必要はありません。「最近眠れなくて・・・仕事のストレスだと思うのですが・・」と最初はそういうのでもいいでしょう。

 

風邪をひいたら、風邪薬をのむように 頭が痛い時に頭痛薬をのむように 眠れないことで、仕事や日常生活に影響が出ている そして、そのことでより辛くなるというのであれば、です。

 

辛くて、仕事に影響が出たり 下手したら事故につながる可能性だってあります。

 

眠れることで、体調や気力が落ち着いてきたら また問題と向き合えるでしょう。

決して、お薬に頼りましょうということではありません。

 

でも、どうしても苦しい時は、そんな選択肢もあると思ってください。

我慢し続けることで、辛さもより大きくなってきます。

 

 

まずは眠れるようになること それが修復への第一歩になりますから・・・

心と身体はつながっているんですよね・・・・

  

※これは以前に精神科のドクターに聞いたお話からで、心の問題で人は、まず睡眠に問題が出てくるということ、そして風邪だと思ったらお医者に行くように、心の問題でも病院に来て欲しい、それが悪化しないこと、早く治るために必要なこと、だそうです。

カウンセラーとしては、話を聴くということの大切さを痛感していますが、それでもどうしようも太刀打ちできない場合もあります。そんなときに医療の力に助けてもらうのもひとつの方法だと思っています。

修復の条件

妻の不倫を知り、それでも夫婦関係修復を目指すと決めているあなたにとって、修復のための条件というものが、ありませんか?

 

妻が許しを乞うてくること、妻が自ら修復したいと言ってくれること そんなふうなことがあなたの思考の根っこにないでしょうか?

もちろん、それだけ傷ついたんだから当たり前、ひとの道にはずれたことをしたのは妻なんだから謝ってあたりまえ、こちらは許す方だ・・・そう考えるのも無理はないです。

 

ただね、この思考の危険性 自分は悪くないという、絶対的条件が存在します。決して、あなたが悪いでしょとかそんなことではないです。

ただ、修復をめざすと決めた時 妻と一緒に修復の道を歩もう という場合

無条件に妻を受け入れている条件付きで妻を受け入れているかの違いがあるのです。

 

不倫という事実や、妻がした行為に関しては 夫として、男性としてのプライドを傷つけられ耐えがたい思いをしたはずです。

 

それでも、そんな妻とやりなおしたい これから生きていきたいと願うとき、無条件の愛情、というものが妻にとっても大きな支えになるのです。

どんなあなたでも私は受け入れる 私はあなたを許します、ただそれだけなのです。

あなたが謝るなら許すではなく・・・

 

あなたが謝るなら私は許す、これは条件付きの愛情になります。

あなたが条件付きの愛情で妻を受け入れようとするなら妻がその条件を満たさない限りいつまでたっても気持ちが癒えないはずです。

 

そして、条件に縛られていると どれだけ、どんなふうに その条件を満たしたかということに意識がいきます。そうなると、今度は自分の目指している修復ってなんだろう?と修復の到達地点が見えなくなってきます。

言葉では修復と、言いつつも その修復に向かって、自分自身は何をしているのか 妻が、許しを乞うて あなたのために生きますと言ってくれること。。。

 

夫婦の再生は、夫婦でお互いに再生へ向けて進むこと 相手ありきでは、進みません。

もちろん自分一人でも難しいことですが・・

もう一度、妻に対してどんな思いであなたが修復を目指しているのか自分の心に問うてみてください。