夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

ふたりの価値観をはかるものさし〜お金との関わり方〜

夫婦はもちろん、人との付き合いにおいて価値観の共有、この問題が大きな割合を占めます。

 

価値観があわなくなった

もともと価値観が違った

 

こんなふうに夫婦の問題を価値観に照らし合わして語られることはよくあります。

 

価値観とは、自分が大切にしたいことです

だから価値観が違うとは、結局自分の大切にしたいことを大切に感じてもらえない、相手の大切にしていることが理解できない、こんなところからズレがはじまります。

そして悲しみを感じ始めるのです。

 

 

この価値観の違いを確認できるのがお金への関わり方です、お金の使い方にはじまり、お金の貯め方、お金への意識。

 

お金の使い方のポイントは

生活費を大切にしたい

食事はおいしいものを食べたい

趣味のお金は惜しまない

洋服はこだわらない、

でも、靴やバックはいいものがほしい

人それぞれ、使いたいポイントが異なります。

 

お金の貯め方も、残ったお金絵を貯める派、最初からきっちり貯めたい派、郵便貯金が好きな人、投資が好きな人、目標があるから貯められる人、どうしても貯められない人

 

そしてお金の意識、これは働く、稼ぐことにもつながります。もらえるだけで生活すればいいと考える人から、理想の暮らしを手に入れるためにはどんな働き方ができるかと考える人、お金は天下の回りものという考えから自分の頑張りの成果と考える人

 

 

こんなふうにお金を通して、人間性や価値観につながることがいくつも見えてくるのです。最終的には生き方にも繋がってきます。

 

 

こういういくつものポイントを共有できるのか、できないのか、また違いを認められるのか認められないのか、違う時はどこまで譲れるのか、何が譲れないのか、結局は、2人の関係性と生き方に対する気持ちにつながっているんですね。

 

 

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お金を通して、今までの2人の関係を見つめ直すと、夫をたてているようで実は妻が夫をコントロールしていた、とか、逆に夫に支配されていたとか、お互い過干渉に生き過ぎていた、また逆に見て見ないふりばかりしていた。

 

そんな生き方の側面が見えてくるものです。

 

だからこそ、結婚生活がはじまると避けて通れないお金の問題、ここから夫婦のズレがはじまる場合もあります、こんな人だとは思わなかった、お金の使い方に怒りが生まれ、そこから相手の人間性にまで怒りを感じるなど、本当にお金と人生はきってもきれない問題が多くあります。

 

お金を通してパートナーを見ることで、また新たな視点が生まれるのかもしれません。

 

”傷つきやすい人の深層心理”

【傷つきやすい人の深層心理】

 

あなたのまわりには、傷つきやすい人はいませんか?

 

え?そんなことで傷ついたの?
そんなこと、聞き流すことじゃないの?

他人からみればたいしたことではない問題
他人からするとたいしたことではない言葉が
深く心に突き刺さり、凹んでしまったり、

やる気をなくしたり、自己嫌悪の世界に陥ったり・・・そんな人はいませんか?
それ、私です。という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

意外と家族や職場の近しい人に、このタイプがいると 
言葉を発する方、いつも接する方は、
なんでそう受け取るわけ?
とイライラしたりするものです。

 

イライラする人にとっては、
そんなの考え方を変えればいいことじゃん!とか、
悲観的に受け取りすぎ!
自分が悲劇のヒロインだと思ってるわけ?!

イライラから今度は気持ちが攻撃的になってしまいます。
そして、その結果ますます相手は殻に閉じこもる。

イライラと閉じこもりのスパイラルがはじまると、
ほぐすのがなかなか難しくなるものです。
 

 

どうしてこんなふうに受け取ってしまうのか、
それさえ無くせばいいのに、と思ってしまうのですが、
この受け取る癖、心理の裏側をのぞいて見るとわかることがあります。

 

傷つきやすい人、というのは自分でも自分を傷つけている場合が多いのです。
 

例えば、出来ないことがあったとき、
周りの人は何気なく「なんだ、できないのか〜」
と言ったとします。
そうすると、言われた方は異常に凹むとき、
それはその人自身が既にこの出来ないことに対して
「自分は出来ていない」という思いを持っていて
「出来ない自分はダメだ」と感じているのです。
 
出来ない自分に対してダメ出しをしていたり、
罪悪感をもっていたりします。
また、それと同時に「ここまで出来なきゃダメだ」
という高いレベルでの要求を持っていることもあります。
いわゆる完璧主義というものになるかもしれません。
 

それだけ理想が高く、その理想に近づけない自分を責めている、

そこに何気ない言葉が突き刺さる・・そして落ち込んでしまう。
 

こんな心の成り立ちがあるのです。
 

女性が家事をするにおいて、
料理や掃除は女性が出来ることという概念があって、
それを高いレベルでこなさないといけないと思っている人に
「掃除が出来てない」という言葉や
「食事まだ出来てないの?」という
何気ない言葉が深く突き刺さったり、
と例をあげればいくつも出てくるのではないでしょうか。
 

 

特に家族に対しては、気遣いなく言葉を投げかけがちです。
一番近いところにいる人に対して意外とわかっていないということもありがちです。
 

 

あなたのまわりにいる、ちょっと繊細なひと 

面倒臭い人だな〜と感じることもあるかも知れません。
でも、こんなふうに心の中ではすごく自分を責めている人なんだと思うと少し見方が変わるかもしれませんね。
 


人の心の奥を知るってややこしいことだけど、

わかるとやさしくしたくなるのも不思議なものです。

 

 

もっと、もっと自分の心が解き放たれて、こんな自分でも何も悪くない、出来ることだってたくさんある、新しい視点が ふっと心にわいた瞬間が訪れると ちょっぴり生き方も楽になるのです。

 

 

 

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夫の謝罪の本気度と見破られる嘘〜自己一致の世界とは

夫が言ってることが、なんだか信じられない

それ本当の気持ち?

なんか、嘘っぽい

疑っちゃダメだけど やっぱり信じられない

 

理由はわからない、何を根拠にと言われてもわからない

でも感じる 嘘っぽさ

 

不倫したことに対して謝罪の言葉はあるけど、なんか伝わらない。どうも本気度が感じられない。

でも、これを言ったら終わりかも・・

せっかく、ここまでたどり着いたのに・・・

 

なんで嘘と感じるのかな〜

あの嘘っぽさをどうして感じちゃうんだろう

女の勘、なんて言っても仕方ないし・・・

 

そんなふうに感じることはないですか?

 

それは、夫の気持ちが言葉についていってないから、その違和感を感じ取ってしまうのです。

 

 

夫だけではなく、他の場面でもないですか?

なんか言ってることと思ってることが違いそうと感じるということ。うれしいわ〜と言ってるんだけど、どうもその笑顔がうれしそうに感じられない。「大丈夫、大丈夫」と言ってるのに、ちっとも大丈夫そうじゃない、言葉から伝わるはずの気持ちが感じられないこと。

 

私たちは、自分で感じている自分自身の中にある感情と、言葉にして出す外に出す感情があります。この二つの感情の一致があってはじめて、ひとにその感情が伝わるのです。

 

この中にある感情と表現する言葉が、ひとつになることを自己一致と言います。自己一致した言葉こそが人の心を動かす力をもった言葉になるのです。

 

 

だから、夫の言葉がどうもしっくり受け取れないというとき、夫の本音はどこか違うものかもしれないということになります。

本当はどう思ってるの?

本当の思いを言って!

 

自己一致させた言葉を聞きたいですよね。

 

 

自己一致

 

本当に思ってるの?

それ、嘘じゃん

本気じゃないじゃん

 

だって嘘が伝わるよ

 

それが自己一致の世界 なのです。

 

 

自分の心と言葉が一致すること、それが自己一致の世界なのです。

 

 

それはあなた自身にもいえること、周りの人に気を使って「もう大丈夫です」と言うけど、まだ気持ちは全然大丈夫じゃないときや、夫のことをまだ信用しきれてない、けど ここは信じていると言っておかないと、ダメかも と思うときなど、心の奥底で思っていることと、口に出す言葉や行動が一致していないことありませんか?

 

夫婦のすれ違いに、お互いが自己一致していない状態でのコミュニケーションを取っていたとしたら・・・・永遠にわかりあえることはないでしょう。

そして、義務感のような夫婦関係になり、夫婦として求めているにも関わらず、なぜか表面的な関係だけになってしまう。

こんな現実がおきるでしょう。

 

だからこそ、大切な自己一致

 

 

 

これは夫婦関係だけでなく、行きて行く上でもとても大切なことになります。

 

もし、この違和感を感じたら 本当はどう思っているのか、どうしてそれを伝えられないのか、と思いを寄せてみましょう。

 

そして、あなた自身も自己一致している言葉を出せているのか、と感じてみましょう。自己一致した言葉は自分でも発していて力強く出てくるものです。自己一致した言葉は人の心を動かすのです。

 

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夫は謝罪しなければと思っている、でもその心の中には「俺だって」と言いたかった言葉があるのかも知れません。

あなたも、まだ信用しきれていない、そんな思いがあるのに、もう何事もなかったのようにふるまっていませんか?

 

自己一致させると言うことは、自分の中にある感情を受け止めて認めないとできないことなのです。

 

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親子の関係性が夫婦の関係性を左右する

親子の関係性が夫婦の関係性を左右する、

〜親子関係の影響が深い夫婦の関係性〜

 

夫婦の関係性を築くのに重要な役割を果たすのが、親子の関係性です。親子の関係性がその後の夫婦の関係性を左右すると言っても言い過ぎにはならないと感じています。

 

この親子関係を通して、どんな人格を形成されたかということが、夫婦の絆を築き上げること、夫婦関係を構築することへ繋がっているのかと実感します。

 

もちろん子供が目にする親の姿、夫婦の姿がひとつのモデルパターンとしてインプットされることはあるでしょう。そのモデルパターンに対して、こんな夫婦になりたい、と思ったり、こんな夫婦にだけはなりたくない、と思う それは誰しもあることでしょう。

 

だから、ついつい子供のためにいい夫婦でいなくちゃ、と思うんですけどね・・

 

でも、いくら夫婦仲良くしていても子供への関わり方でその子が将来結婚してからパートナーと築き上げる夫婦関係が親と同じようになるとは言えないと思うのです。

 

だからこそ、1人親だから・・ということは関係ないのではと思ってしまいます。(これは話がそれますが・・)

 

大切なのは、その子とどう関わるかが大事なのです。

 

夫が、家庭の中で 夫らしく生きていけない(夫らしくってなんぞや?ということは今回はあえてふれませんが)なんだかいつまでたっても子供のまま、あるいは妻に求めているものは便利屋のようなこと?

そんな生活の具体的なところから、人としての部分、妻とどう関わるのか、自分から積極的に関わろうとしない、自分のことしか考えてないような態度、1人で悩みを抱え込んでしまったり、この人にとって結婚っていったいなんだったの?と感じるような場面をいくつも感じてしまうことがありませんか?

 

こんな夫を感じる、夫婦関係は どんどん気持ちの距離が離れてしまいます。そして、こんなふうに自分のことしか考えられない夫に不倫ということが起きるのもしばしばです。

 

夫の親との関係を、落ち着いて思い返して見てください。

 

親子の関係性、ひとつは過干渉 いろんなことを干渉される育てられ方には、自立という面が損なわれます。自分で考えなくても、決定しなくても、また面倒なことをしなくても、ことが進んでいく そして失敗した時には親が尻を拭う、そんな人生。そこに自立は生まれません。

また、その逆の放任、自由にしていいよなんだけど、自由が全ていいのかというとそうでもありません、好きにしたらいいよ と言われても、何を選択したらいいのか、自分はこれでいいのか、自信のないままの人生になったり、逆に何をしてもいい、という規範ができたりします。

 

どちらにしても、何が欠けているのかというと 人との距離感が抜け落ちているのです。この距離感を感じることで人は自立という世界に飛び立つことができるのです。

 

 

親子の距離感とは、世話を焼く、困っていることを助ける、一緒に悩む、悲しむ、そんなサポートをしながらも 心の距離を正しく保つことが大切なのです。この心の距離感がないと、子どもと親が同一化してしまい、ただの過干渉となるでしょう。

 

また、放任にしても同じこと 自由にしてもいい、でもあなたはどうしてみたい?と問いかけることで子どもの心に寄り添っていることになります。なんでも好きにしたらいいよ、だけで心が寄り添っていないと愛を感じない、愛に飢えた状態が続く大人になってしまうでしょう。

 

この寄り添う心をもって親子の距離感が作られていくことが、大人になって、1人の男性として女性との距離感を作り上げることに繋がっているのです。

 

不倫をする男性に欠けているのが、この自立の部分であるとも感じています(具体的な生活の自立、ということではなく精神的なものです)

 

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過干渉で育っているから自立できないということもありますが、放任されたから、今度は自分の家庭こそはと思っているのに、愛情のかけ方や愛され方がわからないまま結婚生活を続けているという男性が多いのも現実ですね。

 

夫とその両親の関係性から、夫自身の成り立ちのようなものを感じられるかも知れません、そして夫の抱える本質的な問題に近づくことができるヒントがそこにあるのかもしれません。

 

不倫関係で、男性が逃げずに責任をとることはない〜それが現実

このブログへお越しいただいてる方には、妻の不倫に悩むご主人さまもいらっしゃいますし、またその奥様、不倫をしている妻、という方もいらっしゃるようです。

(直接の感想をいただくこともありますが、検索ワードや検索ページからの推測の範囲ではありますが・・・)

 

もしも、今この記事を読んでくださってる方が 自分自身が不倫をしている、そして悩んでいるというのであれば・・・あなたのお相手の男性が、あなたのための責任をとる行動をしてくれることは、ほとんどないと言っていいでしょう。それが現実なのです。

 

何も起こらず、2人で密会を重ねている時は、いろんな言葉で将来を思わせるようなことを言ってるかもしれません。でも、いざという時にどうなるのか・・そこが本質なのです。

 

もしも、今2人の関係が彼の奥さんに知れることになったとき、ほとんどの男性が「しまった!」「まずい!」「こまった、どうしよう」という発言をします。そして、どうにか穏便にことを済ませようと思案するわけです。

 

それってどうですか?

一番に、家庭を守りたいからってことになりませんか?

もしかしから、家庭ではなく自分自身ということになるかもしれません。そこは、男性自身の問題であって突き詰めていくことでその本質はわかるでしょうが、その時点でわかることは不倫相手であるあなたのことを一番に考えているのではない、ということ。

 

それが現実です。

 

まずは、家庭があってその上での不倫なのです。

 

今の不倫関係が、もしかしたら あなたにとって生きていく支えになっているのかもしれません。それでも、いつかは何らかの答えを出さずにはならない時が来るのです。

 

不倫関係が長く続けば続くほど、その答えは重く苦しいものになるはずです。

 

結局、男性は 妻を傷つけると同時にあなたも傷つけていることになる、男性にとってもあなたとのひと時が 今を生きる支えになってたかもしれません。

 

それでも、いつまでもそんなままでは人生を生きていけないのです。

 

誰も幸せになることができない関係、それが不倫である

 

 

 

今ほんのひとときだから、と思って関係を続けているあなた・・いつまでもこのままではいられないのです。

結局は、傷つく女性の存在があって成り立っている関係、それが不倫、聞きたくない言葉かもしれないですが、それが現実なのです。

 

そして、自分の大切な人生の時間を、傷つくためだけに過ごして欲しくない、いろんな人の相談を受けることでより強くそう願わずにはいられないのです。

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