不倫終結、夫婦修復は誰との戦いなのか
不倫問題に向き合う時、悩む時、いろんな意見を欲しくなります。自分の思いを受け止めて欲しくなります、それと同時にこの悩みから離れるための道筋がほしい、どうしたらいいのか教えて欲しい。それが一番の悩みであるかもしれません。
そんなとき、よくあるのが妻は戦わねばならない!というモード、もちろん戦いではあるでしょう。でも、サポートする側として戦いという言葉に対して私は違和感を感じずにはいらません。
戦うって いったい誰と戦うのですか?もちろん不倫女性? いえいえ 不倫をした夫?あなたが戦ってその後に手にするものは何でしょう?
戦うということのその後にくるものは 勝利と敗北
結局、勝つか負けるかということを求めていくしかなくなるのです。
そもそも戦って修復できるの?勝てばそこに幸せがありますか?勝つことの裏側には、必ず負けるということがあるのです。
妻が勝てば、それで修復できますか?
夫の心は取り戻せますか?
負けた夫と幸せになれるでしょうか?
あなたが望むものは何なのでしょう?
しあわせな暮らし、夫婦での笑える時間、お互いの存在を認めあえる気持、私自身も認められる喜び、そして生きている喜び。
それが戦いから得られるものでしょうか・・・
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あえて戦うと言うのなら それは闘うと言いたいです。
その相手は他者ではなく自分自身の心の中にある、いろんな葛藤との闘いであるのではないでしょうか・・・
修復したい、と強く願う時 どんなふうに夫と暮らしたいのか、どんな人生を送りたいのか、そしてそのために必要なことは何なのか・・・
夫を許せるのか
私の願いを伝えられるのか
私のこだわりは何なのか
私の寂しさはどこから来たのか
夫の罪はどこから始まったのか
その源は、何があったのか
不倫という事実から、離れたところにある大きな本質的な問題。ここを避けたままでは、結局は形だけの修復となるでしょう。そして、また繰り返されるかもしれない不倫
決して、全面的に許しましょうということではありません。
問題の表層ではなく本質にたどり着いたとき、はじめて夫の心を垣間見たと言われるものです。
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北風と太陽のお話はよく知られていますね。
戦うことは北風のようなもの、自分の心を見つめることは、結局パートナーである夫の心を見つめることにつながるのです。それが自己との闘い・・・不倫相手や夫との直接的ではない闘い、太陽のような攻め方になりますね。
修復するなら、幸せな修復、喜びのある人生につなげてほしいと願わずにはいられません。
ただ、まずは形だけでもいいのです、今は勝ち負けに拘りたいのです。そのために夫を取り戻したいのです。ということも修復の中ではひとつの段階としてはあることだと理解しています。そこからもう一歩踏み込むのかどうかということも言えるのでしょう。