夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

不倫・・・誰も幸せにはなれない

不倫、それは誰も幸せになることはないのです。今さらなことではありますが・・・

  

それでも、その関係に支えられているという人の存在があることも理解しています。

 

ただ、その関係で得られるものは、いったい何なのでしょう・・安堵感や幸福感も感じることもあるでしょう。でも、それは刹那的であって、結局は寂しさ悲しさをまた感じることになってしまうのです。

 

だからやめられない。わかっていることは、この先に幸せがあるはずはないこと

  

お互いが既婚者であれば、それは今の自分にとっての逃げ場になっているだけなのでしょう。その逃げ場が必要なほど、苦しい現実があるかもしれません。でも、今の不倫という関係は逃げ場でしかないのです。

 

あなた自身が、願う本当の幸せにつながることはない、と言ってもいいでしょう。

 あなたが向き合わなくてはならないことは、何か、自分でも、わかっているはずです。

 

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また、そんなこともなく ただなんとなく 興味本位ではじまってしまったという人もあるのでしょう。

 

自分は、そんなに罪深い気持ちもなく つい・・・

 

ただ、そんな関係のそれぞれには、夫・妻・子ども、という立場の存在があるのです。

 

問い詰められるから、なんとなく理由をさがしてしまうけど、こちらも本当に向き合わなくてはならないのは そのなんとなくの根源です。

 

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不倫という世界に、入り込んでしまうきっかけのひとつに自分を認めて欲しい、という欲求があります。

 

この自分を認めて欲しいという欲求は、誰しも潜在的にあるものなのです。人は、いろんな場面や立場で自分を認められることで、幸福感を感じます。いわゆる自己充実感、というものです。

 

これが枯渇してくると、どこかで自分を認めてもらえる世界を探してしまいます

自分の持てる世界でそれが満たされるといいのですが、なにかのきっかけで不倫という世界で、その欲求を満たしてしまうということも多くあるのです。

 

不倫をされた側にしたら、

とんでもない!いい加減にして!甘えているんじゃないわよ!という気持ちでいっぱいになりますよね。

 

ただ、この自分を認めて欲しい、この気持ちが誰にもあるということ、そしてそれが満たされないときに人は、認めてもらえる世界をさがすんだ、ということをほんの少し知るだけで、満たされなかった思いは、なんだったんだろうとパートナーのこと違う目で見ることができるかもしれません。

 

 

また、この認めて欲しい気持ちは当然、された側にもあります。不倫の相談をしているうちに、ミイラ取りがミイラに・・というお話も存在します。

あれだけ、わかってもらえなかった悲しい気持ちを、相談相手はわかってくれる。。。

そんな心のスキマに 不倫というイタズラが入り込んでくることもあるのです。

 

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不倫、この問題について考えるとき 現代人の寂しさ、悲しさを感じずにはいられません。それだけ人は愛を感じて生きていたいんだ、ということも強く感じます。

 

ただ言えることは、不倫、そこからは誰も幸せになることはない それだけです。

 

はじまりがあれば、終わりがある、いつかは終わりが来るとしたらその終わりはどんなふうに迎えるのですか?

 

今の妻・夫とどう生きていくのか、その問題を見ることなく 刹那的な幸福感だけを味わうことは、バレているバレていないというレベルの問題ではなく、あまりにも悲しい関係であるのではないですか?

 

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好きならば全てを受け入れられる?好きだからこそ受け入れられないという現実

パートナーのこと全て受け入れられますか?全て受け止められますか?・・・・もちろん、「はい」と答えたい。「はい」と答えるべきこと、そんなふうに感じる人も多いことでしょう。

 

 

好きな人だから、なんでも受け入れられる、なんでも乗り越えられる、それが当たり前のように巷にひろがっているようです。

 

 

でも・・・好きだからこそ 受け入れられない苦しさというものもあるのです。

 

 

単純に考えれば、好きならなんでも乗り越えられる、的な発想になりますが、もっともっと心の奥深いところをのぞいてみると・・・

 

好きな人が、自分の思い描くような存在であれば一番です。でも、好きな人が自分の思い描くような存在になれないとき、或いは、それがどうしようもない条件や環境などによるとき、どうしようもない絶望感や無力感を感じてしまいます。

どうしようもないこと所以のやり場のない悲しみです。

 

 

それは、その人のことが好きだからこそ・・・

好きじゃなければ、問題にならないこと・・・

でも、好きな人だから 受け入れられない・・・

 

好きな人には、こうであってほしい、という願いがあったとします。でも、その好きな人では願いが叶わない、・・・そんなとき、その願いを変えればいいことだ、と多くの人は言うでしょう。

 

 

でもそれは自分の願いなのです。自分の好きな人にこうあってほしいという自分の願いなのです。もっと言えば、好きな人だからこそ、こうあってほしいのです。好きじゃなければ、どうでもいい、好きだからこそ、こんなんじゃ嫌だという思いが生まれる。

これが、好きだからこそ受け入れられない苦しみになるのです。

 

 

 

夫の裏切りに対して、愛しているのなら許してあげるべき、そう思っていても、どうしても許せない。だって私の愛する人は裏切りなんてしない人、裏切りをする人が愛する人だ、認めたくない。そして愛する人には裏切って欲しくないという気持ちが、どこにも収められないまま時間が過ぎていく。そこに、許せない私はダメな私だ、と追い討ちをかけるように自分を責めてしまう。

 

 

また、ふとしたときに感じる思ってもみない言動に、幻滅することも・・それで、嫌いになれれば苦しくないんだけど、好きだからこそ、私の好きなこの人が こんなことをするの?こんなことしないでほしい、こんなこと言わないでほしいという願い。好きな人だからこそ、許せない。

 

 

好きだからこそ感じる、苦しみですね。

 

 

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この苦しみを感じたあとに、まるで試されるかのように「あなたはどうしたい?」という問いが襲ってきます。

 

好きだからこそ、許し

好きだからこそ、私の価値観も少し変えてみて

好きだからこそ、仕方ないね と言える自分が生まれてきて

どんなあなたであっても、私は一緒に生きていく

そんな思いが生まれてきたときが 2人のはじまりなのかもしれません。

 

でも、それと同じだけ 好きだからこそ許せない

好きだからこそ 仕方ないねと思えない どうしても受け止めることができない、そんな思いが生まれることもあるでしょう。そのとき感じる自分への痛みは半端ないものです。でも、そう思うことは何も責めれられることではないのです。

 

 

また、どうしたらいいのかわからない、そんなときはわからないままでいいのです。急いで無理やり答えを引っ張り出すと、苦しくなるはずです。受け止めきれないけど、受け止めようとしている思いと、それでも受け止めきれない、この2つの思いが葛藤している状態であるともいえるのでしょう。

 

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好きだから、なんでも乗り越えられる

好きだから、なんでも許せる

そうあるのがいいのでしょうが

全てそんなふうに行かないのが現実です

 

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そして結婚生活には、好きだからじゃないけど、それでも一緒に生きていくしかないんだ と腹をくくる場合もあります。

 

本当に、様々な形でパートナーを受け入れることができたり、その逆で受け入れられなかったりします。

 

パートナーを受け止めることと愛すること、が連動しないことがあるのも現実なのかもしれません。

 


 

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女性の母親化が、男性を幼児化させてしまうという現実

女性が妻となり、母となるという人生の節目を迎えて成熟していく。

 

母となり、子を育てる、守る、という意識が大きくなっていくと同時に、いつしか妻の態度が夫に対しても母親のようになってしまっていることがあります。態度だけではなく、意識の上でも母親のようになってしまい、いろんな夫の行動にも母親のように指示をしたり、口を出したりしてしまっていることがあります。

 

 これは、実際に母親となってからという場合もありますし、そうではなく子供の有無に関係なく、女性の持ってる母性が、男性に対してそのようになっていく場合もあります。

 

 小さな時から 女の子は男の子のお世話をするものです。

それだけ女性は早くから成熟への道を歩んでいるという一面や、小さな時から母性を持ち合わせているという一面があるからなのでしょう。

 

母性、これは とても大切な要素です。

人を包み込むやさしさであったり、許す心の大きさであったり、そこからひとは安心感を感じ、愛情を感じることへつながっていくのでしょう。

 

 しかし、これが過ぎると・・・女性は男性に対して母親のようになっていくのです。態度が母のようになり、いつしか意識の上でも母親のようになってしまう。女性が母親化してしまうことは、同時に男性を幼児化(子ども化)してしまうことになるのです。

 

 態度の母親化とは、身の回りのお世話をしてあげたい、してあげなくては、しなくてはいられなくなる、という風にどんどん夫婦をしばりつけていきます。

夫は、何もできない人へとなっていく、それは結局妻が作り上げてしまう。そして妻は、夫の世話をすることで自分自身のアイデンティティを築いていく・・・・

 

それが お世話しなくてはいられなくなる

お世話している自分が好き

妻として、女性としての満足につながる

こんなスパイラルが出来上がるのです。

 

 

これは無意識の上で行われてしまうのです。意識してやっていることではないのです。だから、夫の幼児化に今度は文句も出てきます。実は、妻が作り上げている一面とはわからずに・・・

 

そんな態度の母親化の後には、意識もどんどん母親化していき、日常の行動や意見も妻が無意識に支配しようとしてしまいます。

 

「〜〜やってくれたの?」

「〜〜はこうした方が、いいんじゃない」

「あなたって、いつも〜〜なのよね」

 

そして、お互いの心がすれ違う・・・

 

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また幼児化している夫は、今度はいろんな相談を妻に持ちかけることや、重大な決め事も妻に任せて自分で決断することができない、そんなことも起こります。

 

金銭の問題、子育ての問題、親との関わり方の問題、そして一番やっかいな自分の起こした不倫問題の後始末さえ、自分で決着をつけられない、そんなことが起こっている現実もあるのです。

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幼児化している男性に、怒りや悲しみを感じながらも、実はそれが女性が作り出している一面があるとは、なんとやるせないことなのでしょう。

 

結婚を通して、どんなふうにパートナーである夫と関わり続けるのか、わかりにくい問題であるだけに難しい、これが女性への課題なのかもしれません。

 

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春の訪れとともに、いろんな人生の節目を迎える季節です。その節目をどう生きていくのか・・・それが人生の課題なんですね。