親の存在が、私を苦しめる〜辛いと言えない、不倫の苦しみ〜
子どもの目線からのひと言に、胸が痛くなることがあると書きましたが、また別の面のあなたを苦しめる存在、それが親の存在です。
夫の不倫、誰かに相談したい でも親には言えない・・・
そう感じる人も多いものです。
それは、心配をかけたくないという気持ちの方もありますが、それ以上に親からの、いろんな言葉を想像して 何も言えなくなる。そんな場合が多いです。
不倫をしたのは、あなたに原因があるから
家のことちゃんとやっていたの?
という自分を責められるような言葉が浮かんでしまう。
また、いい子でいないと許されない
きちんとしていないと許されないという
親からの呪縛のようなものでしょうか・・・
小さい頃からの育てられ方で、親に甘えられない、規律通りに生きていかないと怒られる、きちんとしないといけない、そんな価値観を刷り込まれてしまう・・・
そして親自身の価値観もそうである場合は、自分の夫婦に起きた 不倫という事実を伝えられない、どうせ言っても私が怒られるだけ・・・
あなたの足りないところは・・とここでもダメ出しを受けてしまいそうで怖い。
こんな、気持ちが大きくなって ひとりで抱え込んでしまうのです。
誰にもいえない、わかってもらえない、本当は甘えさせてほしい存在の親に甘えられない・・
そんな親に腹立たしさや、怒りを感じながらも
甘えられない自分に情けなさも感じる
この甘えられなさは、どこからきている・・・
こんなふうに育てられたから・・・
もっと愛情を受けて育っていたら、私はもっと甘えられたのに・・・
そうすると、今度は夫への怒りまでも、親への怒りと一緒になり更に傷つく私がいるのです。
甘えられない私にしたのは、親のせい
親のせいで私は不倫されてしまった、とさえ思う瞬間もあったりまします。
私自身の、直したいのに直せないところ、その原因が親であるとさえも感じるのです。
自分の親との関係性を、振り返ると
あなた自身の抱えている生き方の癖や、受け止め方の癖なんかもあぶり出されます。
親に言えない、ということを感じる苦しさは、欲しかった愛情を再確認することになるので辛いのですね。
カウンセラーという存在が、そんなあなたを支えていくことも出来るのですよ、と手前味噌になりますが そう思っています。
もちろん信頼おける友人でもいいのです、でも、それだけでは心にあいた穴が埋めきれない一面もあります。(聴いてもらうことの意味は大きいですが・・)
なぜ、こんなふうに感じてしまうのか・・(親のこと等)そこのところまで、一緒に考えて感じあえるのがカウンセラーなんですよね。