夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

夫を許したいのに許せない〜潜在意識にある思いから離れることの重要性〜

修復の段階に応じて変化する、状況や気持ちがある一方で 

どの段階になってもなかなか変わらない、
変えられないことがあるのも現実の一面です。

頭じゃわかっているけど、どうしても納得できない、そんなことがありませんか?

それは、今まであなたを支えてきたアイデンテティにも通じるから・・・

夫の謝罪に対して、夫が謝れば謝るほどなぜか気持ちが逆撫でされるように、また責めてしまう。 いつまでもこんなことしてちゃいけないんだろうけど・・
と心の片隅で思っても、やっぱり止められない。(だって私は悪くはないんだから)

いくら謝られても、悪いことをしたのはあなた、 という貼ってしまったレッテルをはがすことができない(だって私は悪くはないんだから)

 

自分の中にある、心の声 それが 「だって私は悪くないんだから」 そんなことはないですか? そして、その声を捨てることなんてできない、そんなこともないですか?

だって、その思いだけが今までの私を支えてくれたから、
辛い時の私を支えてくれたのだから・・・

私は悪くない、そんな気持ちは「私は間違っていない」にも通じます。
そんな感情が心にあるうちは、
いくら意識では「もう夫は十分謝っている」とわかっていても許せないものでしょう。

そして、心の中にあるということは、あなたの潜在意識の中にその気持ちがあるということ

私は間違っていない→夫が間違っている、
私は悪くない→夫が悪い、

この意識が潜在意識にあるとしたら・・・

いつまでたっても夫を許すことなんて出来ないでしょうし、
夫が謝れば謝るほどあなたの潜在意識の中にある夫と違う姿に見える、
それが逆撫でするようになってしまう一因なのでしょう。

潜在意識って、自分でコントロールできずにいる意識ですから
この思いから離れることが難しいのです。

でも、修復の段階を変えていくには、
夫だけではなく妻も同じようにその段階を歩んでいく必要があります。

「私は悪くない」「私は間違っていない」
この意識から離れることで、夫の謝罪を素直に受け止めることができるのでしょう。

そして、この思いから離れるということは、

「私も悪かった」「私も間違っていたかも」と思いを変えることではなく
「私は間違っていない」という思いから離れるというだけです。

 

正しい、間違い、ということではない、
良い悪いということでもない、ところへ
意識が持っていけることなのです。

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