夫婦、家族〜離婚と生活、人生について考える

夫婦って何だろう、結婚って何だろう、幸せに生きたい〜そんなあなたへの言葉

向き合うってどういうこと?

先日、届いたメッセージが・・・

「向き合うとは、どういうことですか?」というものでした。
そこには、ご自分なりに考えられた言葉も添えられていて、
こういうことでいいのでしょうか?・・・と・・・

 

そうですね、カウンセリング中に 使う言葉に「向き合う」という言葉があります。
わかるようでいて、わからない言葉になるのかもしれません。
なんとなくわかる気がするけど、いったい具体的には何を指しているのだろう・・・
そんな気持ちになるのかもしれないですね。

 

 

「向き合う」とは・・・

私の気持ち向き合うという場合
私は いったいどうしたいのか・・
私は 本当は何を求めているのか・・
私は どうしてこういう気持ちになるのか・・
と自分の気持ちをみつめること 

そこから、その気持ちをもっともっと掘り下げた時に見えてきた感情がどんなものなのか ということだったりします
(これは、もしかしたら1人で向き合うのはしんどい時が多かったりするものです。カウンセラーと言葉を交わすからこそ向き合えるということもあったりします)

 

また、夫の気持ちに向き合う、
夫婦の姿に向き合う そんな場合もありますよね。

夫は 何を考えているのか
夫は どうしてあんなことをしたのか、言ったのか
夫は 何を求めていたのだろうか
夫は 本当はどんな人だったのか・・・

 

私は夫婦をこれから どんな夫婦になりたいと思っているのか
夫がひとまず戻ればいい、子供のために夫婦でいたい、
心からわかりあえる夫婦になりたい いろんな思いがあるでしょう。

 

そんないろんな思いを いろんな面から考えてみること感じてみることです。

ひとつの思いが出てくると 「これに違いない」と思いがちですが、そうではなく「もしかしたら こうかもしれない」「やっぱりこうかもしれない」と

いろんな面から考えること・・思いを馳せること・・
これが結局、可能性を広げていくことにつながるのです。

 可能性が広がると 心が安定してくるものです。

それは、いろんな可能性が見えてくるから・・・

 

 ひとつしか、見えない時は そのひとつの答えに近づかない限り 出口がないように感じるものです。いろんな考えが広がると、その中で揺れながらも こうかもしれない、でも・・やっぱりと 揺れることになりますが
その揺れを感じながらも 確実に一歩ずつ 進んでいってるものなのです。

 

そして、そのいろんな考えや思いの中から、今の私の気持ちはどれが一番しっくりくるか、・・・

また 夫の表情や態度、そこから感じるあなたの感情 全てを照らし合わせてみて 
やっぱりこの方向に落ち着くのかな・・などと 道が定まってくるのです。

 

そして、そうやって見えてきた道であっても それは また変わることもあるし、絶対でもない そんなふうにひとつに決めつけて夫のことや自分のことを見ないこと、そんな物の見方を通して「受け止める」ということができるのです。

 

そうやって「受け止める」ことと繋がっている原点が「向き合う」ということなのではないでしょうか。

 

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